HSP(Highly Sensitive Person)について

◆繊細さんのための・・・ボディとメンタルの調律師◆

HSP(Highly Sensitive Person) も掲げて活動することにした理由、ずばり私自身がHSPだからなんですね。

 

HSPという言葉は、エレイン・N・アーロン博士が1996年考案した言葉です。(著書:『The Highly Sensitive Person』 邦題:『ささいなことにもすぐ「動揺」してしまうあなたへ。』) こちらをご覧になっているということは、既にご自身、もしくは身近な方が、HSPなのでは?なのかも?そうに違いない、といった思いから「チェックリスト」でチェックされているかたが多いと思います。(まだの方は、検索すると沢山出てきます。ぜひやってみてください。)

 

  『敏感すぎる自分を好きになれる本』 の中で日本語訳された言葉を借りると「とても敏感な人」 そのままなのですが、『生得的な「気質」として、五感が非常に鋭く、時に非科学的な要素にも敏感で、精密な中枢神経系を持ち、良い刺激にも悪い刺激にも、過剰に反応してしまう感受性の強い人達』といった説明がされています。(こちらの本は、著者がお医者さん。ご本人向けのページに加えて、「周囲にHSPがいる方」向けに係れているページもあり、立場がフラット。とても読みやすいので、私そうかも?と思う人も、身近にそれっぽい方がいる方も、ぜひ手に取ってみてください) 

 

 

自分の意思とは全く関係なくそのような性質を持ってしまっただけなのに、敏感であるが故に、他人から「弱っちい」「意気地なし」「頼りない」といった印象を持たれることもあちこちで何度も、そして、敏感であるが故に、目の前の人が自分をそのように思っていることをも感じ取ってしまい、さらに、そんな自分を自分で責める。。。その繰り返し。。。

私も、幼い頃からずっと自分を責め続けて、自分の存在価値をゼロだと思い続けてきて、簡単なこと些細なことを厄介にしつづけてきました。心理学やyogaを学ぶことで、少しずつこの厄介な「気質」と正面から向き合えることができるようになってきて、この「気質」で生き辛さを感じている人、が安心を感じる場、安全と思える場があるといいな、と。同時に、もちろん非HSPの方もウェルカムで、お互いの性質を知る場、理解する場として機能する場があるといいな、そんなも意図もあります。しなやかな心を持つには、しなやかな身体が必要。しなやかな身体を持つには、しなやかな心が必要。なので私はどちらもトレーニングします。身体と心の様子を見ながら微調整する、「調律」するようにベストな状態に整えます。

 

《2020年10月追記》

 

ようやく認知され始めてきた言葉だと思っていましたが、雑誌の特集で取り上げられる、芸能人が何人かカミングアウトする、それによりTVで取り上げられる、などして、ますます認知が広がってきているように感じます。

 

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